2015年5月14日木曜日

京都寺院巡り第二段

DSC_0677.JPG

まるまる2日間、10を超える寺院巡りを行い、念願乗り比叡山も参拝出来たら前回から四年。

前回も今回も基本は、30年前の小6中1に訪問した箇所以外を巡る企画である。

今回は洛南を中心に予定を組んだ。昨年、一度詳しくプランを作ったが、宇治市の災害に駆けつけてしまって、実現出来なかっただけに思いは熟成されてあた。

ただ、初日は夕刻しか時間がなかったため、30年ぶりの東寺(教王護国寺:東寺真言宗)を今の自分の目でじっくり見てみることにした。人気も少ない平日夕暮れ、連日35℃という毎日だったが、夕刻は楽だった。講堂のきらびやかな仏像曼荼羅を写真で嫌というほど見てきたが、実際、拝観は自分だけ、暗くきらびやかとは程遠い講堂の中は、良い意味で全く予想外で、感激した。五重塔を含めて、初めての訪問の感覚で、東寺訪問は正確だったと喜びをもって後にした。

帰り道、西本願寺、東本願寺をまわるが、もはや中に入れる時間ではなく、外側からだけの拝観だった。だが、東寺訪問を先にしたのは本当に間違いなかったので、後悔は全くなかった。



本日土曜日は朝から電車を駆使して歩いた。

拠点は駅前アパホテル、まず、地下鉄で六角堂へ。前回、ここだけすっぽり抜けてしまったが、朝早く気持ちよい訪問となった。

次に目指したのは醍醐寺。何か今回は、真言宗の寺院巡りのような様相になってしまったが(前回、徹底的に臨済宗本山をまわったので、必然的に大所が真言宗が多くなった)。

山全体が寺院という比叡山張りのスケールを持つ修験道真言宗醍醐派総本山。前回の神護寺同様、真言宗らしい大自然との融和、環境は最高である。醍醐から醍醐寺までの小綺麗な市営住宅の中を歩く道が意外で印象的だった。醍醐寺では最古の五重塔も静かにそびえていた。いつか上醍醐まで足を延ばしてみたい。

地下鉄とJRで次は黄檗宗万福寺へ。唯一江戸時代に入ってきた明の文化を見事に現代までひきづってきたという黄檗宗は一度見てみないと気が済まなかった。テレビや本で得た情報がそのままだったという結論ではあるが、法要を横で観ることができたのか

(2013.7.13)






0 件のコメント:

コメントを投稿