仏舎利(釈迦牟尼の遺骨〕の礼拝のための経文でありますが、転じて遺骨埋葬供養、石塔塔婆の供養、死者の火葬供養、祖霊への焼香の際に読誦されることが多いとのこと。
四弘誓願や開経偈等と同様、多くの宗派でよまれる経文です。
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【舍利礼文】
一心頂禮
萬德圓滿 釋迦如来 眞身舍利 本地法身 法界塔婆
我等禮敬 爲我現身 入我我入
佛加持故 我證菩提
以佛神力 利益衆生 發菩提心 修菩薩行
同入圓寂 平等大智
今將頂禮
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仏舎利を賛えるということが、どうも実感として沸かないところもあって、多くの宗派で読誦されるにも拘らず後回しにしていました。
「曹洞宗檀信徒勤行(録音:永平寺)」から覚えました。
舎利三遍という言葉があるようで、三回繰り返して唱えるのですが、スローに始まり、どんどん加速して盛り上がる演出がなされています(音楽でいうところの「走ってしまっている」という状況です)。
「遜文侍の仏道世界」
「経文を知る」
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