2015年5月14日木曜日

仏法を行ずる際の心構え

お経をたくさん知っているからといって、その人が仏さまに近いわけではありません。また写経を何千巻やっても、それが鼻にかかっているようでは、功徳はゼロです。(略)
高価な法衣をまとって、自分にも分かっていない仏教語をやたらと口にし、鼻の先でせせら笑って、裏では上手に金儲けをしている僧たち、これはもう「貧者の一灯」の千万分の一にも劣るといえます。


金子みすゞの詩と仏教/酒井大岳/JULA出版局

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