2015年5月14日木曜日

身体は「自分」と切り離して考える

 「自分」と「自分の身体」を離して考えることです。「私が病気だ」ではなく、「この身体が病気だ」ととらえるのです。病気という言葉も使わず、「このからだがうまく作動しない。故障だらけだ」と機械のように客観的に見ます。どこかが痛い場合には「この身体の胸のほうが痛い」「この身体の足のほうが痛い」と考えましょう。これは仏教的な瞑想のひとつです。自分の意識を身体から離し、外から自分の身体を観察するのです。(略)この実践を続けると、病気はかなり和らぎます。治る可能性のある部分は、ずっとよくなるでしょう。

アルボムッレ・スマナサーラ/こころを清らかにする言葉/イーストプレス

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