持戒波羅蜜(尸羅波羅蜜)(2005/01/23)
仏から与えられた戒めによって、悪業の心を対冶して心の迷いを去り、身心を清浄にすることで戒を守る。これらの教えを守り、身を慎むことを律という。総じて「戒律」という。
戒の具体的なものとして五戒・十戒がある
「善悪は宗教によってしか教えられない原理です。逆に言えば善悪の原理を教えるのが宗教なのですね。」~ひろさちや「自分が変わる」より~
ここにあるように、時代やその場所によって変わることのない不動の善悪の絶対原則を五戒及び十戒で明確にしているわけです。
十戒=十重禁戒(初めの五つが「在家の五戒」です)(2005/02/01)
1. 不殺生戒(ふせっしょうかい) 殺さない
2. 不偸盗戒(ふちゅうとうかい) 盗まない
3. 不邪淫戒(ふじゃいんかい) 邪まな淫欲を犯さない
4. 不妄語戒(ふもうごかい) 嘘、偽りをつかない
5. 不飲酒戒(ふおんじゅかい) 酒を飲まない、売買しない
6. 不説過罪戒(ふせつかざいかい) 他人の過ちや罪を言いふらしてはならない
7. 不自讃毀他戒(ふじさんきたかい) 自分を誉めない、他人を謗らない
8. 不慳貪戒(ふけんどんかい) 財や法を施すのを惜しまない
9. 不瞋恚戒(ふしんにかい) 怒って相手が謝っても許さない事のない様に
10. 不謗三宝戒(ふぼうさんぼうかい) 三宝(佛、法、僧)を謗る事を許さない
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