2005年1月8日土曜日

正念(八正道の七)

正念(八正道の七)


正しい集中力(想念)。
正しい意識、注意。仏と同じような正しい(真理に合った)心を持ち、小我(自己本位)による分別をせず、ものごとの真実の実相を見極め、心を恒に真理の方向へ向けること。
正念を四分類したものが、「四念処法(しねんじょほう)」。
①身(肉体):身は不浄である ②受(感受性):受は苦である
③心(認識):心は無常である ④法(仏法):法は無我である
この四つを観察して、常楽我浄の四顛倒(①無常なものを常であると、②苦を楽であると、③無我であるものを我であると、④不浄なものを浄であるとして、とらわれていること)を打ち破ること。
(2005/01/08)

「身体について、諸々の感受作用について、心について、諸々の考えられる対象について、それらを観じ、熱心であって、気をつけ気を遣い、世間のむさぼり、憂いを制すること」

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