2005年1月8日土曜日

精進(八正道の六)

精進(八正道の六)


正しい努力。
自分に与えられた使命や目指す目的を自覚し、それに対して正しく励み、怠りや脇道にそれたりしない事。
次の「四正勤法(ししょうごんほう)」を指す。
①既に起きたいけないことは、これからは絶対にしない「断断(だんだん)」
②新たにいけないことはこれからもしない「律儀断(りつぎだん)」
③今までしなかったいいことをこれからは積極的にやっていこうとする「随護断(ずいごだん)」
④自分の持っているいいところはこれからもどんどん伸ばしていこうとする「修断(しゅだん)」
一生懸命やっていれば救われるという人が多々いるが、賢明に精進することが重要であり、最初にボタンのかけ間違えを起こせば、後はすべてずれていき、事態はより悪くなることも注意せねばなりません。世に言う「努力」は我執に基づくものが多く、それは正精進とは全く異なるものなのです。 (2005/01/08)

「いまだ起こらなぬ邪悪な事柄が起きないように、またすでに起きた邪悪な事柄を断つために、意欲を生じ、努力すること」

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