2004年12月27日月曜日

一即一切、一切一即

一即一切、一切一即
一がそのまま全体であり、全体が一だという考え方。一人の中に全体があり、全体の中に一人がある。全体の上に独座した尊厳な一人を自覚することが仏教の一面だが、同時にその一人は、全体のためにすべてを奉げて奉仕する一人でなければならない。
因縁にも通ずる考え方だと思いますが、全体の中の独りとして自分を意識することは、結局はせまい利己主義に走ることの戒めになります。
(2004/12/27)

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