2004年12月20日月曜日

仏道に順じたることをなし、順ぜずは行ぜず

人はいかにも思はば思へ、狂人とも云へ、我が心に仏道に順じたらんことをばなし、仏法に順ぜずんば行ぜず
世間の目など気にすることは全くない。
世間を持ち出す人間の発言を分析すると、その人間個人の考え方であることがほとんど。
また世間は極めて無責任な存在。
世間がその時だけの価値観であり、超時代的・超国境的には全く通用しない常識も数知れず。
そこで仏道という行動の基準をおいて厳然とする。
世間の顔色を見てやるかやらないかを判断するほどナンセンスなことはないが、今日の日本人はほぼこの範疇に属する。
人がどう思おうと関係ないではないですか。仏法という一つの人生の指針に照らし合わせて考え判断するのみです。
正法眼蔵随聞記(2004/12/20)

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