2004年12月16日木曜日

自灯明・法灯明

自灯明・法灯明
"自分自身をよりどころにし、その上仏の教えをよりどころにする。”
仏教は一切のことについて命令しない。
釈迦は教えを求める人がいれば誰にでも教えを説き、すでに他の信仰を持っている人が申し出たとき、喜んでその申し出を受け入れ説法をしたが、今の信仰を捨てろとは決して言わなかった。
今の信仰を捨てるか捨てないかは、説法を聞いた上でその人自らが決めることだからである。
仏法を一つの灯明(人生の指針)にするのは良く分かるのですが、その前に自分自身を指針にせよというお釈迦様の遺言。これを知って、まさに仏教は本物の宗教だと直感いたしました。現在までの自分の生き方を全くもって肯定してくれたわけですから。 雑阿含経(2004/12/16)

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