2015年6月18日木曜日

鎌倉寺巡礼 第一段(北鎌倉編)


北鎌倉の駅で降りたところから渋滞。アジサイの季節の鎌倉は噂通りの人。恐らく、多くが目指すのは、アジサイ寺の明月院。

目の前の円覚寺に入るに、大渋滞が起こっている状態。

反対に進んで、まずは時宗の光照寺へ。
人もまばらで良い感じ。アットホームな小寺。

戻って、円覚寺へ。大変な賑わい(写真)。塔頭が多い。

それから駆け込み寺として知られた東慶寺へ。心なしか、参拝者は女性ばかり。寺の風情も女性的な繊細さを感じる。アジサイも美しい(写真)。

続いて隣の浄智寺へ。拝観料を払ってまでして中へは入らず。

それから、どこまで見られるかは期待せず、大量の人の流れに乗って明月院へ。入り口手前のアジサイもそれなりに綺麗だが、入り口まで来て、どうにもならない人だかりに、すぐきびすを返した。

昼を食べ損わないように、早めの昼。
漢方薬膳のお洒落な如何にも女性対象のお店へ。奥まっているのもあって空いていた。雨が降り出す。

建長寺に向かう。三門他、威容は鎌倉随一。

亀ヶ谷坂の切り通しルートへ。足の疲れを感じたら既に一万歩を超えていた。

人の量が減り、更にマイナーな方向へ。折伏して真言宗を日蓮宗に改宗させたという薬王寺に寄る。

その後、海蔵寺へ。ひっそりして良い感じ。

それから、本日の異端、真言宗泉涌寺派の浄光明寺へ。
寺守のおじさんがしゃべりすぎで、こちらが阿弥陀佛に手を合わせていても、構わず話しかけてくる。階段上の地蔵尊に一人手を合わせられた(写真)。

尼寺の英勝寺へ行くと門が閉まって入れず。外から少しだけ垣間見る。

後、残すは寿福寺だが、その前に、日蓮正宗護国寺の大きな看板が。しかし不可思議な近代建築しか見えず、興味本位で近づいて、何だこの建物?と見ていたら大雨になり、そこへ「どうぞ雨宿りして下さい」と関係者らしき紳士に声をかけられ、これは助かったと、言葉に乗って本堂に入った。
少し世間話をしたところに袈裟を着た住職が登場。
すると、色々な宗派を勉強するのは良いが、どうして仏教が沢山訣れたか歴史的経緯を知っているか、正しいのは一つだけであり、日蓮正宗以外は邪道だ、と始めたので、その考え方には同意できない!と論争してしまうことに。
「あなたに必要なのは信仰であり特定の宗派に絞らなければならない」「いやそれは違う!」という具合に。
あまりにイメージしていた日蓮正宗とそのままの展開に、内心可笑しくて仕方ない楽しい思いをした。
いきなり、そんな話の入り方したら、拒絶反応しか起こらないことがわからないのかな(それともそれに納得して従う人もいるのか?)。

でも、こちらに寸分の迷いもなく、頑迷さが伝わったからか、しつこさは全くなく、直接お話できたことが何よりも良かったですと、気持ちよく退出できた。
時間がなくなり、寿福寺は次回。

ということで、今回は入り口までを含めると合計11箇所の寺をじっくりと見てこられた。

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