2006年10月23日月曜日

【三帰礼文】

仏法僧の三宝に帰依するということは、宗派に拘らず仏教徒の基本事項ですが、三宝に帰依し礼拝するというのがこの三帰礼文です。
道元禅師は特にことのことを強調した日本仏教の祖師の一人で、「三帰礼文」は私は曹洞宗から学びました。
他、「三帰」といったり、読み下しだったりとほとんどの宗派で読誦しているようです。

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自帰依仏 当願衆生 体解大道 発無上意

自帰依法 当願衆生 深入経蔵 智慧如海

自帰依僧 当願衆生 統理大衆 一切無礙

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曹洞宗の読経方法はあたかも化け物が出てこんばかりに荘厳(おかしな表現ですが、異常に重々しく、特に大人数で地の底から這うような暗さを持つ読誦法をするときは本当にこの表現に詐りありません)なのであります。この三帰礼文も大した迫力でした。(2006/10/23)



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